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 権限移譲交渉最終回答に対する執行委員長最終意見

2016年9月30日

本日は、大綱より一部ではありますが、私たち教職員並びに全教北九州の切実な要求を取り入れた回答をしていただきました。

さて、全教北九州は当初から「権限移譲」により教職員の長時間過密・過重労働に集約されるブラックな働き方が何ら変わるものではなく、そうであるなら少なくとも給与などの勤務・労働条件には手を付けるべきではないと主張し、大綱で示された内容の修正を要求してきました。しかし、回答は私たち教職員の専門性や責任の特性、長時間過密労働の実態、さらに教育に対する教職員の情熱を考慮、評価したものではなく、到底納得することはできず、全教北九州として回答を受け入れられません。また、これから北九州の教育を担う青年、子育て世代の教職員の士気、モチベーション向上のためにも、人材確保の視点からも「来年度から県下教職員のなかで最低となる給与、労働条件にして教育水準を維持できるのか」とも交渉の席でいってきましたが、その展望も示されなかったことは残念です。

今回の交渉で、子育てや女性の権利、母子の健康維持とその保障、介護、事務職員の待遇改善などの切り下げられた勤務・労働条件の早期の回復のため交渉の継続を要求し最終見解とします。

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