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「手」も「目」も増やしてこそ、豊かでゆきとどいた教育ができる

新聞全教北九州2022年1月号より


秋以降、どこの学校でも多忙の嵐が吹きまくっていたのではないでしょうか。

長い緊急事態宣言措置が開けた後、延期されていた学校行事や校内研修が矢継ぎ早に実施されました。我慢を強いられた子ども達へのとりくみは当然のことですが、中には「今、必要?」と思われるような研修や業務もありました。9月からの「オンライン授業」も、突然取り組まされた学校側と、期待する家庭や児童生徒間とのギャップもありました。

一方、学校から事務補助を引き上げることが進んでいます。当該校の事務職員の仕事は増え、教員からも「一人」失ったことにより多忙になった実態が寄せられています。

豊かな教育を進めるために、まずは「人の配置」が必要です。産育休はもちろん、病気休暇にも代替者を完全配置してほしいですし、再任用教諭の定数外配置、加配の増員、少人数学級の前進等など、「手」も「目」も増やしてこそ、豊かでゆきとどいた教育ができるのではないでしょうか。

ご一緒に頑張りましょう。

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