春の訪れを実感する桜の花びらが落ち春真っ只中となりました。そして私達学校事務職員は年度末年度初めの激多忙期を迎えましたが皆さんお疲れのところだと察します。もし可能ならば休日は体を休めてください。
今年度も4月1日の人事異動があり配置された職場でお仕事を頑張っているところだと思います。
しかし、希望通りではない不意の異動により大変苦労されている方も多いかもしれません。1人で悩まず身近な学校事務職員や労働組合へ相談してください。
今年1月時点の学校事務職員の病気休職者は6名いました。これはここ数年同時期に調査した中では多い人数です。また3月31日付で退職された主任が3名いました。この病気休職、退職の理由は掴めませんが、中には仕事に悩み病気休暇から長期の病気休職へ、また退職となった方もいるのではと心配しています。皆さんが仕事のことで相談できないまま一人で抱え、休職、退職とならないよう願うばかりです。労働組合は仲間を支え合う組織です。本格的なサポートを得るためには組合員にならなければなりませんが、労働組合は組合員同士で支え合う組織だと覚えていてください。
以前の事務だより、「ひまわり」第4号で書きましたが、北九州には教職員組合が3組織あります。最も歴史ある「北九州市教職員組合」、設立から17年ほどの「全教北九州市教職員組合」、設立間もない「全国一般北九州教職員組合」です。個人的なつながりや相談しやすいかなと感じる組合へ話しかけてみてください。きっとあなたに寄り添ってくれるでしょう。
学校事務補助員の未配置校ですが、令和3年度の開始から昨年度までの4年間で児童生徒数が300以下で学校事務補助員の任用期限切れとなった学校の未配置が一通り行われました。令和7年度は児童数が減少した八幡西区の池田小学校が新たな未配置校となったことをお知らせします。
昨年度教育委員会と交渉する中である課長からこんな発言がありました。学校事務補助員が配置されていない学校の「在校時間を見ている」という内容です。実は気になっていることがあります。夏に全教北九州の事務職員部は学校事務補助員が未配置の学校へアンケートを行っています。その中で、「休憩時間も仕事をしている」といった回答を見ます。また実際に知り合いの学校事務補助員未配置の学校事務職員と話した時、やはり先と同じ「休憩時間も仕事をしている」と聞きます。
しかし、この休憩時間は仕事から離れ好きなように過ごしてよい時間のはずです。疲れている時や睡眠不足の時は仮眠してよい時間です。ですから教育委員会も休憩時間に仕事をしていることは想定していないでしょう。だとすると、仕事を早く進めるためだとは思いますがこの休憩時間に仕事をし定時で帰るとなると教育委員会は現在進めている学校事務補助員が未配置でも学校事務はうまくいくと錯覚や利用します。そうなると更に労働環境が悪化することが十分想定されます。休憩時間に仕事をする各々の都合があるかと思いますが、可能であるならば時間外勤務で勤務時間を確保し勤務時間内で帰れないことを示していくことが必要かなと思っています。