例年になく暑い日が続き長い夏がやっと終わり秋が訪れましたが短い秋となりそうな感じです。急に冷え込む日が続くようになり学校内でも体調を崩す職員・生徒が出始めています。体調を崩さないように気をつけたいところです。
さて、秋には教育委員会と労働組合の交渉が行われます。全教北九州市教職員組合も小倉北区役所にて教育委員会と意見交換・小交渉等がありその折意見を述べてきました。特に今年は1時間の時間をとり学校事務職員について話し合いを行いました。交渉が始まる前に全教北九州市教職員組合として提出した「2024年度全教北九州市教職員組合事務職員部要求書」への回答もありました。その内容については別紙をご覧ください。
交渉の中で、教育委員会は、「学校事務補助員未配置問題」については他の政令市では殆ど学校事務補助員が配置されていないこと、「教育委員会割愛採用」については学校事務職員の能力開発のために行われている、を繰り返し主張していました。また教育委員会の考える業務改善は「共同学校事務室」により行われているのだそうです。
交渉した内容の一部ですが、今回は学校事務補助員未配置問題のやりとりを紹介します。(2024年11月6日 小交渉より)

学校事務職員に関する事なんですけれども、学校事務職員にとって学校事務補助員を未配置にするということは全く業務改善に結びついていない話になっているんですけれども、アンケートをとるなどすると、親の介護があるから休憩時間を犠牲にして仕事をしている、こどもが寝た時間に自分は10時ごろ帰っているとか子どもの育児は家族、自分の夫や父母に頼っているという苦労の話がいろいろ届いています。
学校事務補助員を未配置にする制度が令和3年度に始まってからもう4年経過するということで、一応学校事務補助員の任用期限がきれた対象校児
童生徒数300人を切る学校で学校事務補助員の任用期限が切れたところで未配置にするということで4年たつので一通り300人以下の学校の未配置の対象校はこれで固定化されたのかと思っているのですが、今後対象校が増えることはないことの確認をしたいなと思っていますがいかがでしょうか?



対象校が増えるかどうか減るかどうか今後のその年の状況で変わってくるのかなぁと思います。



(児童・生徒数が)300人切れてたところが超えた場合については配置がされるということでいいんですかね。



300人としていますが、そこはその時の状況で配置するか検討をします。



検討というよりも300人を超えたら積極的に配置をするという捉え方でいいですか?



300人未満から(校区内に)住宅がどんどん増えて(児童・生徒数が)500人600人となったのであればそこは配置は検討しないといけないとは思います。300人超えたかどうかというところで。



今後の大幅な増加が見込めない場合は配置をしないということですか?



今基本的に将来どうなるか分からないですが、基本的には子どもが減っている状況なので、これから増えるということは想定しにくいのかなと思います。



となると対象校がまだ増加するということですかね?



子どもが減っていけばということですかね。



まぁ、やっぱりいろいろなあり方も含めて全体的に検討しないといけない。今300校だから将来ずっと300校かどうかなんとも私らもなんとも言えない話で、時の情勢に応じてきちんと適切に判断していく話になるのかなと思います。



対象が300人より上限が上がるということが検討されているということですか?



今具体的に検討しているということではないですよ。
時の情勢の事情とかあるので先の将来の話は、今ここでお約束できないということを言っています。



全教北九州としては今までも要求しているのですけれども全校に学校事務補助員を配置してほしい、それが学校事務職員の業務改善にあたるのではないかと思っていますのでご検討よろしくお願いいたします。



ご要求の主旨としては承りますが、前の意見交換で申し上げさせていただいた通り、他都市の状況等ある訳ですからその辺も含めて総合的に勘案するのではないかなという風に。



北九州市が学校事務補助員を配置している、熊本市は全校配置していると話もあって、まぁ業務はちょっと違うのかもしれませんが、北九州はこれだけ学校事務職員の業務改善に努力しているということを他の政令市にアピールすることがあってもいいのかなと思いますのでよろしくお願いします。



まぁ、ご意見として承ります。