2023年9月14日
貴職におかれましては、日頃より教育に係る条件整備等に努力していただくとともに、全教北九州市教職員組合の要求書についても鋭意ご検討いただいている事に感謝申し上げます。
全教北九州市教職員組合では、事務補助員の配置を全校配置に戻すように要求しております。しかし、児童生徒数300人以下の小中学校で会計年度任用職員の任期が切れる職場から、事務補助員が未配置になり、当該校の学校事務職員への負担が増大していることは毎年の交渉でも述べているとおりです。
事務補助員は主に学校徴収金事務に当たっているため、就学援助世帯の全世帯に占める割合が大きい場合、家庭との連絡や現金の受け渡しなどに係る業務が多くなります。現在児童生徒数で対象校を選んでいますが、就学援助率が高い職場では、事務補助が未配置になった場合の学校事務職員の業務の負担がさらに増すことになり、該当する職場では不安を抱えています。
事務補助員の全校配置の要求はもちろんですが、直ちに戻せない場合でも、就学援助率の高い学校には何らかの配慮が必要であると考えます。
教育委員会におかれましては、本要求について真摯に検討していただき、教職員が生き甲斐をもち、健康で安全、安心して働ける環境の整備及び労働条件の改善に資する具体的な回答をお願い致します。
- 学校事務補助員の削減は行わないこと。また、これまでに削減された学校は補助員を早急に再配置すること。
- 再配置にあたり、業務量の過多、学校規模など学校の特色などの事情に配慮し、300人規模以下の学校でも学校事務職員に過大な負担がかかる学校については優先して補助員を再配置、または学校事務職員の複数配置をすること。