全教北九州共済会はこちら

ひまわり第2号(事務職員部ニュース)

目次

人事委員会会見、教育委員会交渉

すっかり秋が深くなりました。急に冷え込む日が続くようになり体調を崩さないように気をつけたいところです。さて、北九州市役所にて人事委員会との意見交換会、小倉北区役所にて教育委員会と意見交換がありその折意見を述べてきました。交渉が始まり全教北九州市教職員組合として提出した「教職員の給与改定、勤務、労働条件に関わる要求書」の中で学校事務職員について次の要求を盛り込んでいました。

(8)実施2年目となる300人規模以下の学校の事務補助員削減を直ちに中止すること。病気休職の職員が出た学校には学校事務補助員を配置する事。また、当該事務職員に対し、その負担増に見合う給与・手当等を増額し支給すること。
(9)マニュアル作成(財務会計システム・事務補助員業務)を急ぎ、教育委員会の責任で行うこと。この問題についての検討会のメンバーに全教北九州市教職員組合の役員を入れること。

「教職員の給与改定、勤務、労働条件に関わる要求書」2022年9月20日

特に、(8)病気休職の職員が出た学校には学校事務補助員を配置することを最大限に要求してきたところです。学校事務補助員を配置しないことにより精神的・肉体的に過度の負担がかかったことに起因する病気休暇・病気休職は、所属する学校に学校事務補助員を配置しない以上復帰困難が充分想定され、病気休暇→病気休職(有給)→病気休職(無給)、そして最悪退職へ結びつく危険性があります。

交渉の中で教育委員会は「年度途中で(学校事務補助員の)数が決まっているので配置は難しい。復帰をしやすいように支援をしていけたら。」と回答がありました。どのような支援を考えているかはこれから分かることですが病気休暇・病気休職中の学校事務職員が安心して学校へ復帰できるよう今後も強く配置を求めていきます。

また、病気休暇になると配置される学校事務代理職員が決定するまで学校事務共同実施のグループ校がサポートに入り連日夜11時までサポートで行っていたという話もありました。サポート校の学校事務職員の生活まで狂わせる学校事務補助員未配置問題の解消・緩和に向けて教育委員会へ意見していきます。対象校でお困りの学校はいつでも意見を聞かせてください。

また、教育委員会交渉の中で「学校事務のあり方について引き続き検討を考えていると(記述が)あるが、今年度その学校事務のあり方について何度会議したのか、またその参加者について教えてほしい」と質問したところ、「共同学校事務室のモデル実施、そこでの会議は3回、参加者は室長、我々課長・係長、共同学校事務室の人員等が入って3回は今後の共同学校事務室のあり方。それとは別に教職員課の内部の中でそんなに長い時間でないけれども随時やっているところではあります」と回答があったこともお伝えします。

この記事をシェアして応援していただけるとうれしいです。
目次