2021年5月19日
貴職におかれましては、全教北九州市教職員組合の要求、要請について鋭意ご検討していただいていることに感謝申し上げます。
政府は、高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種を7月末までに済ませ、それ以降順次段階的に下の世代に拡大していく予定です。そのため教職員の接種についても、接種が円滑に実施できるよう勤務体制、休暇制度等の環境づくりは急務です。
全教北九州は、教職員が健康で安心して働けるようにするため、また児童生徒の健康・安全確保の観点からも早急に接種に係る制度等を具体化し教職員に通知することを要請します。
- 教職員の健康・安全の確保、現場での感染拡大予防のため、学校設置者の責任で希望する教職員のPCR検査を実施すること。
- 教職員が新型コロナウイルスワクチン接種を受ける際の休暇制度を追加すること。
- ワクチン接種後副作用が発症した場合、体調が回復するまで安心して休暇を取ることができるようにすること。(補欠等授業に支障が出ないよう学校の体制も整えることも含む)
- ワクチン接種日及び時間帯については接種する本人の希望を優先させること。休日の接種を希望した教職員に関しては、別日に半日のその振替を行うこと。
- 家族の接種の付き添いや家族に副作用がでて看病が必要になった場合は、介護休暇をとれるようにすること。また、この休暇は通常の介護休暇と別枠とすること。