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ようやく35人以下学級、教員増でさらに前進を

北九州市では、独自予算も使い既に小学校1年生から3年生と中学校1年生で35人以下学級を実施していました。他の学年では学校長裁量で35人以下学級にすることもできる、となっていましたが、教員不足などを理由に実施できない現場も多数ありました。

2021年度からは、36人の1クラスであれば18人の2クラスになり、充分に身体的距離が取れゆきとどいた指導ができます。しかし、35人であれば1クラス。教室に35人では感染予防と指導の両面からみてもまだまだ児童生徒数が多すぎます。2020年12月に市議会に請願を行った際も、議員から「20人程度が理想」という発言もありましたし、教育次長からも「できるだけ早い時期に30人程度学級への移行が望ましい」という趣旨の答弁がありました。

少人数学級を求める運動は、教員増による実施と20人以下学級を目指してまだまだ続きます。

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