小学校、中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒が急増し、10年間で約2倍になっています。様々な障害や発達段階の子どもが在籍しているため、一人ひとりに丁寧な指導をしたくても、担任一人で、8人の子どもたちに対応するのには限界があります。
また、小学1年生と6年生では、課題がかけ離れており、同じクラスで生活するには、無理があります。中学校3年間では、思春期を迎え、進路の悩みもあり、体と心の変化の個人差が特に大きい時期です。1学級の上限を6人とし、小学校も中学校も学年に配慮した学級編成をすることで、一人ひとりに合わせた丁寧な指導ができます。