「学力と人間らしさ」は、誰もが大事なことだと思っているのですが、人や立場によってその中身が大きく変わるのです。
特に、現在の支配的な教育の政策では、もっぱら「グローバル競争に打ち勝つたくましい日本人」の育成から、これが子どもたちに差別や排他的な(他人を蹴落とし自分が這い上がる)競争を強いています。それが、いじめや引きこもりの遠因にもなっています。
では、子どもが自分の存在価値を認め、他者とともに人間らしくなっていく道はあるのでしょうか。あります。その道を、私たちは協力しながら歩んでいきたい、と考えます。
そのためには、人間とは何か、学力とは何か、について深く学びあい、豊かな捉え方を共有して、子育てや生活をしていくことだと思います。
梅原利夫さんからのメッセージ
- 内容
- 北九州子どもと教育のために手をつなぐ会総会(13時から)
- 講演「人間らしさを育む学力とは」(14時から16時30分)
- 講師
- 梅原利夫さん(民主教育研究所代表,和光大学名誉教授,教育科学研究会常任委員)
- 日時
- 2018年6月17日(日)13時から(講演は14時から)
- 場所
- ウエル戸畑 8階 83,84会議室(北九州市戸畑区汐井町1番6号)