

諸般の事情があり退職します。
総合共済、生命共済、医療共済、障害共済、教職員賠償責任共済、くらしの賠償責任共済、火災・自然災害共済、年金共済と全教自動車保険に加入しています。退職後はどのような手続きが必要でしょうか?



お勤めお疲れさまでした。
継続できない共済と継続できる共済がありますので、それぞれご説明します。
また、北九州市外の公立学校、私立学校で勤務する場合、該当する地域の共済会または私学の共済会を窓口として引き続き加入できる場合があります。



年度の途中で退職した場合は、教育委員会の発表(新聞など)がありませんので必ずご連絡ください。
3月末で退職された場合は、教育委員会の発表(新聞など)で退職を確認した場合はこちらから案内を差し上げています。しかし確認漏れなどの可能性がありますのでご連絡いただければ幸いです。



学校から離れて、別の職業につく予定です。
引き続き加入できる共済があるのですね。
退職後は全部解約になると思っていました。



退職後継続できない共済は、総合共済と教職員賠償責任共済です。



総合共済は「退職退会給付」があります。これまでお支払いいただいた掛金の全額に相当する金額をお支払いします。退職退会給付申請書と退職辞令の写しが必要です。



「退職退会給付」の金額は確認できますか?



加入の期間と払込済み掛金の総額は、給付申請書に記載していますので参考にしてください。



それは助かります。
教職員賠償責任共済の手続きを教えてください。



教職員賠償責任共済は、退職する日の月末で契約終了となります。
また退職等の場合、退職後5年間は共済期間中の損害賠償請求などを補償します。



5年間の補償は安心ですね。
そのほかの共済はどうなりますか?



生命共済、医療共済、障害共済は退職時の年齢により異なります。



退職時の年齢が40歳以上の場合は、80歳まで継続できます。
81歳以降の補償が必要な場合、掛金の一括支払いが必要となりますが、医療共済終身タイプに加入する方もいます。



退職時の年齢が40歳未満の場合は、退職後に到来する7月末で契約が終了し、以降の加入はできません。



退職時の年齢によって変わるのですね。
そのほかの共済はどうなりますか?



火災・自然災害共済、くらしの賠償責任共済、全教自動車保険は引き続き加入できます。



年金はどうなりますか?



年金共済も引き続き加入できます。
年金共済についてのご質問等はフリーダイヤルで受け付けていますので、お電話ください。



フリーダイヤルなので気軽に相談できますね。
教職員以外の職業に就く場合と他の地域で教職員を続ける場合で手続きが異なります。まずはご連絡ください。
他の地域または私学で教職員を続ける場合は、該当する地域の共済会または私学の共済会を窓口として引き続き加入できる場合があります。
教職員以外の職業に就く場合、総合共済と教職員賠償責任共済は退職する日の月末で契約終了となります。おうちの共済、くらしの賠償責任共済、年金共済、全教自動車保険は継続できます。
生命・医療・障害共済に加入で退職時に40歳未満の方は、退職後に到来する7月末で契約終了となります。
生命・医療・障害共済に加入で退職時に40歳以上の方は、80歳まで継続できます。

