年金共済 ― 安全を最優先にして財産を守ります

この共済の特徴
  • 加入は年3回(2月、8月、9月)です
  • 生命保険会社5社との拠出型企業年金契約による年金制度です
  • 「一般生命保険料控除」(一般型)または「個人年金保険料控除」(適格型)が適用されます。
加入できる人

国公私立学校(園)に勤務する教職員で共済会が加入を認めた人(一般型は68歳未満、適格型は55歳未満)

全教北九州共済会では
北九州市立の学校(園)に勤務する教職員(一般型は68歳未満、適格型は55歳未満、再任用、会計年度任用職員を含む)で共済会が加入を認めた人

年金共済フリーダイヤル
0120-00-8674
平日 10時から1730

募集の時期と加入

「年金共済」は、生命保険会社5社との拠出型企業年金契約による年金制度です。退職後の生活に備えて在職中に掛金を積み立て運用し、積立金を原資に退職後、年金または一時金として受け取るものです。

募集の時期

新規加入(月払と一時金払)

締切加入
5月末8月1日加入
6月末9月1日加入
(一時金払は翌年2月1日加入)
11月末翌年2月1日加入
  • 一時金払の加入は、月払への加入が必要です

任意払

払込締切加入
2月20日3月1日加入
8月20日9月1日加入
  • 任意払の加入は、月払への加入が必要です
  • 締切日が金融機関の休業日の場合は翌営業日となります
  • 専用の郵便振替用紙(「任意払申込書」を兼ねています)でお振込みください

退職時追加払

申込締切払込締切
6月1日6月20日
  • 締切日は、年度末で退職した場合のものです。
  • 払込締切日が金融機関の休業日の場合は翌営業日となります
  • 専用の郵便振替用紙でお振込みください

現職中に積み立てる種類

一般型適格型
所得控除一般生命保険料控除 個人年金保険料控除
加入条件68歳未満、加入期間2年以上55歳未満、加入期間10年以上
掛金の増額・減額年2回(2月・8月)に可能年2回(2月・8月)に可能
積立金の一部払出〇 できます✖ できません
積立の中断〇 できます(上限3年)✖ できません
脱退(解約)脱退一時金を受け取ることができます脱退一時金を受け取ることができます
年金開始年齢50歳から70歳65歳から70歳
年金の選択
  • 確定年金(5年、10年、15年、20年)
  • 5年前厚型確定年金(10年、15年)
  • 保証期間(10年、15年)付終身年金
  • 確定年金(10年、15年、20年)
  • 5年前厚型確定年金(10年、15年)
  • 保証期間(10年、15年)付終身年金
  • 加入要件を満たしていれば、一般型、適格型ともに加入可能です。両方に加入した場合、年金移行時に積立金はあわせて適格型の扱いとなります。
  • 年金開始年齢に到達し、積立終了後にただちに年金受給を開始しない場合、年金開始年齢の範囲で1年単位で開始を繰り延べすることができます。(最長10年、70歳まで)
  • 積立期間10年以上で50歳以上の方は、退職時に受給権が取得できます。ただし、確定年金、前厚型確定年金の受給開始は60歳からとなりますので、60歳まで開始を繰延し、60歳以上で受給することになります。60歳未満の受給は終身年金のみとなりますが、必要原資が大きくなるためおすすめはしていません。

ご加入通知書

「ご加入通知書」は生命保険会社で発行し、加入月に共済会を通じて加入者へ送付されます。

控除証明書

「控除証明書」は生命保険会社で発行し、毎年10月に共済会を通じて加入者へ送付されます。

死亡したとき

積立中に死亡した場合

積立中に死亡した場合は、「死亡脱退一時金」をお支払いいたします。

必要書類備考
死亡脱退一時金請求書
受取人の印鑑登録証明書受取人が未成年の場合は、親権者(または未成年後見人)のもの
交付後5カ月以内のもの
受取人の住民票または戸籍謄本(抄本)加入者の死亡が確認でき、受取人と加入者の続柄が明記されているもの(加入者の生年月日の記載が必要)
加入者の除籍謄本(抄本)または
死亡診断書・死亡証明書・検案書のいずれか

年金受給中に死亡した場合

年金受給中に死亡した場合は、受取人に年金をお支払いいたします。年金の代わりに遺族一時金として受け取ることもできます。

受取人の範囲と順位について

加入者の死亡に伴う年金および一時金の受取人の範囲および順位は、次のとおりです。
同順位の者が2名以上となる場合は、そのうち最年長者を優先します。

  1. 加入者があらかじめ指定した者
  2. 加入者の配偶者(婚姻の届出をしていなくても、事実上婚姻と同様の関係にある者を含む)
  3. 加入者の子
  4. 加入者の父母(加入者が養子の場合は、養父母が実父母に優先する)
  5. 加入者の孫
  6. 加入者の祖父母
  7. 加入者の兄弟姉妹

退職したとき

退職したときは、受取り方法を年金(3種類)と一時金から選択できます。

年金として受け取る

  • 支給期間中も利息がつきますので、一時金より受取総額が増えます
  • 年金の受取は年4回(2月、5月、8月、11月)です。1回につき3ヵ月分を給付します。
  • 年金の開始は、1年単位で最長10年かつ70歳を限度に繰り延べることができます。繰延期間の延長はできません。繰延期間中は利息配当が加算されます。
年金の種類支給(保証)期間概要
確定年金5年、10年、15年、20年
  • 加入者の生死にかかわらず、支給期間は年金を支給
  • 適格型は5年確定年金は選択できません
5年前厚型確定年金10年、15年
  • 加入者の生死にかかわらず、支給期間は年金を支給
  • 最初の5年間は6年目以降の倍額となります
保証期間付終身年金10年、15年
  • 保証期間は、加入者の生死にかかわらず年金を支給
  • 保証期間経過後は、加入者が生存する限り年金を支給
  • 必要原資が大きくなるためおすすめはしていません

一時金として受け取る

  • 年金の代わりに「脱退一時金」を受け取ることができます。
  • 年金受給中に将来受け取る年金の代わりに「脱退一時金」を受け取ることもできます。
  • 基本年金月額が1万円未満で、一般型のみに加入の場合は一時金のみとなります。(年金を選択できません)
  • 退職後に積立を終了した場合、3カ月以内に年金の受給または受給の繰延の手続きをされなかった場合、一時金を希望したものとして手続きがすすみますのでご注意ください。

掛金(積立金)

掛金の積立方法は、月払(3000円以上)を基本とし、一時金払(2月と8月)・任意払(3月と9月)・退職時追加払(年金受給権取得時一時払)を併用できます。

積立方法と手数料

積立方法掛金の範囲掛金の単位掛金払込時手数料
運営事務費
(全教共済)
付加保険料
(生命保険会社)
月払3千円から20万円1千円/1口1.8%約1.3%
一時金払1万円から200万円1万円/1口なし約1.4%
任意払累計で3千万円まで10万円/1口0.1%約1.4%
退職時追加払10万円から1万円単位0.1%約1.4%
  • 運営事務費と付加保険料は、年金共済の維持・運営・事務などの経費に充てられます
  • 運営事務費は生命保険料控除の対象になりません
  • 付加保険料の割合には、積立金に対する年間手数料約0.15%が含まれます

リスクの分散

積立金の運用は、大樹生命株式会社 (事務幹事会社)、太陽生命株式会社 明治安田生命保険相互会社 住友生命保険相互会社 大同生命保険株式会社 に委託しています。

そのうち1社が破綻した場合、その会社の引き受け部分の責任準備金について損失が発生しますが、保険契約者保護機構 の補償対象となり、破綻した会社の責任準備金のうち90%は補償されますので、全体の損失は少なくなるようになっています。なお、保険金・年金の90%が補償されるものではありません。

引受条件など

加入者

国公私立学校に勤務する教職員(一般型は68歳未満、適格型は55歳未満)で、各共済会が加入を認めた人。

全教北九州共済会の場合は、北九州市立の学校(園)に勤務する教職員(一般型は68歳未満、適格型は55歳未満)で、全教北九州共済会が加入を認めた人。

掛金払込方法

福岡銀行の口座振替(毎月21日振替、銀行休業日は翌営業日)

任意払、退職時追加払(年金受給権取得時一時払)は、専用の郵便振替用紙による振り込み

年金共済フリーダイヤル
0120-00-8674
平日 10時から1730