全教北九州共済会はこちら

要求実現!「病気休暇」1時間単位の取得延長

一昨年は全教北九州が強く要求していた「子育て支援休暇」が実現しました。この改正で、特別休暇が孫まで拡大されるとともに、以前のように子や孫の学校行事への参加(ただし小学校まで)にも取れるようになりました。

目次

今後も「期限付き」の撤廃をもとめて交渉します

権限移譲交渉で3年延長を勝ち取る

さて「病休」についてですが、市教委は3年前の権限移譲交渉の際、市の行政などに勤める職員に合わせて「病気休暇は一日単位」を主張し譲ろうとしませんでした。その時は組合からの強い要求で、「一時間単位の病休取得」の制度の3年間の延長を実現させることができました。

再度3年延長を勝ち取る

全教北九州は、今年度末にこの制度の延長期限をむかえるにあたり、「病休問題」を最重点課題として交渉に臨みました。

今回も、市教委は学校現場の実情をよく知っているにも関わらず、保護者や子どもの利益にも反する「一時間単位の病休取得」終了を提案してきました。

組合は、「一日単位の病休制度」が導入されればどのような問題が起こるのかを具体的に指摘しました。そのような交渉もあり交渉期限の最後になって、三年の再延長ということで決着しました。

今後も「期限の撤廃」を求める

組合からの強い要求で実現した「一時間単位の病休取得」ですが、今後も「期限付きの撤廃」を求めます。

しかし、病気でも無理をして仕事にでる、病休をとり病院で診てもらったらすぐに仕事にもどらなければいけないブラック職場が根本的な問題です。

働く教職員を大事にする施策を求める

教員を増やし、少人数学級を実現し、安心して病気休暇がとれる環境づくりは「働き方改革」推進にもつながります。働く教職員を大事にする施策の実現、実行を行政に求めます。

この記事をシェアして応援していただけるとうれしいです。
目次