2021年7月15日
貴職におかれましては、全教北九州市教職員組合の要求、要請について鋭意ご検討していただいていることに感謝申し上げます。
数日前
教員免許に10年の期限を設け、更新前に講習を受けないと失効する「教員免許更新制」について、文部科学省が廃止する方向で検討していることが、政府関係者への取材で分かった。教員の資質確保を目的に第1次安倍政権が法改正して2009年度に始まったが、教員の負担が増え、教員不足の一因にもなっていると、学校現場から批判が出ていた。更新制については萩生田光一文科相が3月、中央教育審議会に「抜本的な見直し」を諮問した。中教審では廃止論が大勢で、8月にも廃止の結論を出す見通し。これを受け、文科省は廃止を表明し、来年の通常国会で必要な法改正を目指す方向だ。
(7月11日朝日新聞)
との報道がありました。
該当する教員は、今年度の研修を受けるべきかどうか迷っています。来年度更新を迎える教員は、今年来年と2年に渡って研修を受ける人もいるからです。また、廃止を見込んで研修を受けずに「免許失効」を招く恐れもあります。
全教北九州は、教職員が業務に集中して取り組めるようにするため、早急に免許更新のための受講に関する見解を教員に通知することを要請します。
- 教員免許更新のための受講に関する見解を教員に通知すること。