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北九州市の教職員に採用されたみなさんへ

この文章は、2019年3月27日から5月11日までトップページに掲載していた文章です。


北九州市の教職員に採用されたみなさん、おめでとうございます。

私たち 全教北九州市教職員組合(全教北九州)は、同じ北九州市の教育現場で働く仲間として、みなさんのご就職を心より歓迎いたします。

みなさんは、夢や希望、理想をもって「学校」という場所での仕事に就かれたことと思います。「子どもたちを育てるという誇り」「自分の能力を発揮できるという充実感」「社会に貢献できるという喜び」これらは教育現場で働く者の「生きがい」「働きがい」とも言えます。しかし、私たちが安心して働ける勤務条件が保障されることで、児童生徒にも質の高い教育ができるのです。

全教北九州は、これまで教育環境の充実や勤務労働条件の改善などの運動をおこなってきました。「少人数学級早期実現」の運動に長年取り組み、その結果、北九州市では小学校1,2,3年生、中学校1年生の35人学級が実現し、2017年度からは小学校4,5,6年生、中学校2,3年生にも学校長判断での35人学級の拡充が実施されるようになりました。また、「小学校専科教員」「図書館司書教員」の配置要求運動や「長時間勤務」を削減する運動、教職員の権利を守る運動など、教職員の願いに根ざした運動をおこなっています。

教育という仕事は、“今”というカンバスに明日を描きこむ仕事です。今、私たちにとって明日を語ることは決して容易ではありません。しかし、私たちが明日を語らなければ、子どもたちは明日を描けないのです。子どもたちは私たちの描く“明日”を待っています。

私たちは、これからの教職員組合運動を、多くの教職員の仲間と明日を語り連帯しながらつくり、発展させていきたいと思っています。あなたも、この仲間の輪に入っていただけたら幸いです。

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